何から始める?家庭でできる電気料金の節約について

現在、コロナやロシアのウクライナ侵攻などの影響により燃料の高騰が続いているほか、再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げも続いています。そのため、今年は次々と電力会社が電気料金の値上げを発表した影響で、ご家庭でも「電気代が高くなった」と感じている方が多いのではないでしょうか。

そこで、一般的な電気料金の内訳と、家庭でできる電気料金の節約についてお伝えします。

電気料金の内訳

毎月の請求金額は確認していても、請求金額がどのような内訳で決まっているか知らない方も多いと思います。

以下は、一般的な電気料金の内訳になります。

※電力の小売全面自由化に伴い、様々な料金プランができていますので全てが当てはまるわけではありません。

引用 経済産業省資源エネルギー庁

電気料金の節約について

ご家庭でできる電気料金の節約は主に以下の通りです。

◎電気使用量を抑える

家庭にある家電製品の電力消費割合は下記の図になります。

引用 経済産業省資源エネルギー庁

まず初めに、電力消費の割合が大きいとされている「エアコン」「冷蔵庫」の節約をおすすめします。具体的には以下のような方法が挙げられます。

エアコン

室外機の周りに物を置かない・・・室外機のまわりに物を置かないことで、冷暖房の効果が下がるのを防ぎます

フィルターなどを掃除する・・・定期的なお手入れを行い、きれいな状態を保つことで暖房効率を維持できます

扇風機を併用・・・扇風機を利用し部屋の空気を循環させ、部屋の温度のムラを防ぎます。

               など

冷蔵庫

開ける回数と時間を減らす・・・できるだけ冷蔵庫の冷気が逃げないようにすることで庫内の温度が保ちやすくなります

壁から少し離して設置する・・・周囲に5cm以上の隙間を空けて設置することで効率よく放熱できます

詰めすぎない・・・冷気の流れが悪くなるのを防ぐほか、ドアを開けている時間を短くする効果もあります

               など

上記のような方法以外に、もし電化製品が古くなっているようであれば新しいものへ交換することも効果的です。

近年のエネルギー消費機器は効率が大幅に向上しており、省エネ型の製品を選択することで電気の消費を抑えることができます。

エアコンは10年前と比べて約17%、冷蔵庫は10年前と比べると約40~47%の省エネができるようになってきています。

◎料金プラン・電力会社の見直し

2016年に定められた法律により、今までは地域ごとに決められていた電力会社としか契約できなかったものが、様々な業者が小売事業に参入し電力会社を自由に選ぶ事ができるようになりました。

例えば「時間帯別料金」「カードポイントの付与」「インターネットやガスなどのセット割引」「基本料金0円のプラン」などがあります。

それぞれの会社の電気料金とサービス内容比較して、個々のライフスタイルや価値観に合わせて会社を選んでいくことが大切です。

たくさんプランがありすぎて分からない...という方は、私たちがお客様のライフスタイルに合わせた、最適なプランをご紹介致しますので、お気軽にご相談下さい。

電気を替えたお客様の実際の声

どのくらい節約できるの?

最後に

節約と言っても生活の中で無理せずにできることから始めることをおすすめします。

電気料金が値上がりしている中で、季節によっては電気の使用量も増えていくので、気になる方は早めに対策をしてみてください。

ご家庭によってご案内できる内容が異なります。

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